子供 側転 できない時はまずこの練習から!
結論:
「片足上げ手〜足」の練習をしよう!

子供たちの運動指導をしていると、よく聞くのが
「側転ができない…」
「倒立が怖い…」
という声です。
側転は小学校の体育の授業でも出てきますし、友達の前でうまくできると自信にもつながります。
倒立は運動会の組体操で、補助倒立として多くの学校で出てくると思います。
ただ、いざ挑戦しても
「怖い」
「うまく体が動かない」
という子が多いのも事実です。
そこでおすすめなのが、**側転の基本動作をシンプルに切り取った練習「片足上げ手〜足」**です。
この動きを繰り返すことで、側転や倒立の“入りの動き”が自然に身についていきます。
側転ができない子によくある特徴
私の教室で見てきた中で、側転がうまくできない子には共通する特徴があります。
- 手に体重をうまく乗せられていない
→ 足ばかり意識してしまい、手にしっかり重さを移動できない。 - 足を振り上げたり、地面を蹴ったりできず、腰の位置が低い
→ 腰が上がらないことで、体が横に回らず、ぐるっと回りきれない。
この2つを改善するための入り口になるのが、「片足上げ手〜足」です。
「片足上げ手〜足」のやり方
- 手を床につける
- 片足を上げる(左右どちらの足がやりやすいか試して決める)
- 床についている足でしっかり蹴り、腰を高く持ち上げる
- 手に体重を乗せたあと、蹴った足を床につく
最初は怖さがあっても大丈夫です。
少しずつ動きを確認しながら、正しいフォームを身につけていきましょう。

練習のポイント
- 上げる足は できるだけ高く 上げる
- 手に体重を乗せる時間を長く キープするイメージで
- 床は しっかり蹴る
この3つを意識するだけで、体の使い方が大きく変わります。
慣れてきたら、足をより高く振り上げたり、腰をさらに高く上げるように挑戦してみてください。
この練習で得られる効果
- 手に体重を乗せる感覚がつかめる
- 側転や倒立がスムーズにできるようになる
- 「片足を上げる→腰を高くする」という、側転・倒立に直結する動きが自然に身につく
この練習で“怖さ”が減り、「あ、できそう!」という感覚を子供たちが持てるのが最大のメリットです。
この動きが側転の基本になります!!
手〜足→手〜足とゆっくりしたリズムでクリアできるように練習しましょう!!

よくある失敗例と改善方法
失敗例 | 原因・改善ポイント |
---|---|
床の蹴りが弱く、腰が上がらない | 蹴る足にしっかり力を入れ、腰を高く持ち上げる意識を持つ |
着地のとき、両足がそろって「バタン!」と足をつく | 手に体重が乗っていない証拠。手に重さを移動させる意識を強める |
肘が曲がってしまう | 腕で体重を支える準備不足。腕を伸ばして体をしっかり支える |
こうした“つまずきポイント”を一つひとつクリアしていくことが、上達の近道です。
実際の事例
この練習を繰り返し行ったことで、
- 教室で側転が全然できなかった子が、1か月後には見事に成功!
- パーソナル指導で、倒立が怖かった子が、壁倒立を安定してできるように!
という成功例がたくさんあります。
「片足上げ手〜足」をやり込んだ子ほど、側転や倒立がスムーズになるのを実感しています。
まとめ
側転や倒立を上達させるためには、
まず
「手に体重を乗せる」
「腰を高くする」
という感覚を体で覚えることが大切です。
その第一歩として、
この
「片足上げ手〜足」
を、ぜひおうちでも練習に取り入れてみてください。
地道にコツコツ続けることで、必ず動きが変わってきますよ。
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この練習を続けることで、側転や倒立がもっと楽しく、もっと得意になります。
ぜひお子さんと一緒にチャレンジしてみてください!