今回記事では、集団指導での 子供 叱り方
と題して、
実際に私の教室でトライアンドエラーを繰り返しながら、
うまくいった方法を紹介します!
|このような方へ
☑︎ 子供の集団指導に携わっていて、子供の叱り方にお悩みの方
☑︎ 子供が言うことを全然聞いてくれない!とお悩みの方
☑︎ 子供の叱り方の本を読んでいるが、実際の現場で全然活かすことができない!という方
☑︎ いつもダメ!ダメ!と子供を叱って後悔してしまっている方
|結論 集団指導での 子供 叱り方
1 認める
2 論拠
3 未来の希望
これを
・ワンフレーズで短く!!
|子供コーチングの視点での正しい叱り方とは
|コーチングの基本
私も日々の指導に活かすため、
子供のコーチングの本を読んで勉強しています。
これまでに読んだ本は、有に50冊は超えていると思います。
そこに共通して書かれているのは、
子供の行動を
頭ごなしに否定するのではなく、
まずは、
その行動の背景
子供の思い
その行動をしてしまっている環境
それらを理解して
承認・共感する
そして
よくない行動を
して欲しい行動に置き換え
伝える
同時に、
なぜそうなのかを
子供自身に考えさせる
そのようにして、
子供を押さえつけて指導するのではなく
子供を導く
ということが多くの本に書かれていました。
|例
現場でのコーチングの具体例を見てみましょう。
周りに子供がたくさんいる状況で
一人の子供が
物を勢いよく積み木を投げつけた
周りの子にあたってしまう危険がある‥
コラー!ダメだろう!
と頭ごなしに叱るのではなく
まずは
「投げるの好きなのかな」
「勢いよく投げれたね」
など、
まずは一度承認する
そして
「もっと遠くに投げるために、こっちの広いところで投げてみようか」
「積み木よりも、このボールの方が遠くにとぶよ!」
と
望ましい行動に置き換え、
提案する
そして
「積み木を投げると他の子にあたって怪我をするから、投げるならボールにしようね」
「積み木は投げるのもではなく、ボールは投げるもの。投げるようにボールを使おうね」
など
理由を伝える
「みんなで楽しくボールで遊ぶために、どうしたらいいかな?」
など
子供に考えさせる手法もあります
このように
現場でも、
指導ではなく
導く
というスタンスが大切であることがわかります。
|スクールなどの集団指導現場でどう活かすか
コーチングの視点で
子供を導く
私も大切にしている視点であり、
子供と接する時にいつも意識しています。
しかし、
スクールなどの集団指導の現場で、100%なかなか活かしきれていないのが反省です‥
うまく伝え、導くことができた!
と感じる時もあれば、
ああ、その子の行動を否定してしまったな‥
と反省をする時もあります。
理由を考えてみました。
|コーチングを集団指導で活かす難易度が高い理由
理由は以下です。
・ その子だけではなく、「大勢の子」に楽しさと成果を提供する必要がある
・ 「時間」が決められている
・ 教えるべき「指導内容」がある
この3つが
集団指導で活かすことができない理由だと感じます。
そうなんです!
運動指導者にとって
スクール内という
「決められた時間」に
運動方法やその子に合ったアドバイスを
「教える」こと
そして、
スクール参加者を
「偏りなく、まんべんに」
導くこと
これが仕事であり
ミッションなのです。
私も、一人一人の子供達と向き合って
しっかりその子の価値観や視点を共感したい!
そして
子供に考えさせ、
自発性を大切にして
導いていきたい!
と考えています。
ただ、集団指導では、制約があり
ひとりの子供にかける時間の上限が決まってしまっているのです……
その制約こそ、
・ 「大勢の子」に楽しさと成果を提供する必要がある
・ 「時間」が決められている
・ 教えるべき「指導内容」がある
の3つなのです。
|集団指導で、コーチングを実践するために
では、大勢の子供たちを同時に導かなければいけない
集団指導の場面で、
どうコーチング技術を活かすのか
私の体操教室で、実際におこなっている方法を紹介します。
それが
1 認める
2 論拠
3 未来の希望
これを
・ワンフレーズで短く!
なのです。
どういうことか
|集団指導でのコーチングの例
例えば、
集団指導の場面を想定してみましょう。
私の教室でよくある光景です。
ボールの単元が終わって、次の単元に行きたいのに、
なかなかボールを片付けないで
遊び続けてしまっている子がいる。
そんな時を例に挙げます。
1 認める
「ボール、好きなんだね!!」
※とにかく、否定から入るのではなく、
まずは承認から入ります。
簡単なようで、実際やってみると
めちゃくちゃ難しい!!
とにかく、
ワンフレーズでも良いので、
承認入りをトライしてみてください!
難しければ、
「そのままの光景をプラス思考で言い換える」
というのもおすすめです!
2 論拠
「ボールコントロール!かごに素早く片付けること、できる?」
「いっぱい運動するため、片付けも大事!」
※なぜ、その行為が大切かを伝えます。
ダメ!としてほしくない行動を言うのではなく、
「してほしい行動」に言い換えるようにしています。
3 未来の希望
「ここで切り替えられれば、もっと伸びる!」
「最後時間があったら、ボールゲームできるかも!」
未来に対して、
良いイメージを持たせます。
特に、
成長できる!
もっと伸びる!
など、の言葉がけがよいと思います。
そして、
とても大切になるのは、
ワンフレーズで短く!です。
端的に
短い時間で
シンプルに伝えるのが
集団の中で子供たちに
上手く伝えることができる
有効な方法だと感じます!
|まとめ
集団指導での 子供 𠮟り方
1 認める
2 論拠
3 未来の希望
これを
・ワンフレーズで短く!!
集団指導に携わる指導者の方々、
ぜひ試してみてください!
このように、
大久保先生のスポーツレベルアップアカデミーでは、
子供たちの未来に、種を!というおもいのもと
コーチングの視点を取り入れながら指導しています。
金沢市、野々市市、白山市、小松市、加賀市、福井市で
子供の習い事をお探しの方、
個別でしっかり子供を見てほしい方にとてもおすすめです!
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