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執筆者の写真大久保祐一

子供の心のケア できることは?



地震による「子供の心のケア」



2024年1月1日、能登半島で大規模な地震がありました。

大変な被害が出ています。被災された方、心よりお見舞い申し上げます。


南加賀は被害も比較的少ない状況です。


私の住んでいる小松市も比較的被害は少ないほうでした。




しかし、災害当日は相当な揺れに見舞われました。


私の子供たちも相当な恐怖を感じたようです。


有線放送やスマホの緊急地震速報、テレビなどのアラームが鳴るたびの、私の子供たちの不安な顔が忘れられません。



「ねえねえ、津波はここまでこない?」

「いま、ゆれなかった?」

「こわい・・」


と不安そうに涙を流すわが子。



子供ながら、相当な恐怖を味わったのだと思います。



跳び箱運動をする男の幼児

その後も小さな揺れを感じるたびに、「大丈夫かな?」と不安な様子。


きっと同じように今でも不安を感じている子も多いはず。


そんなか、大人である私たちができることは何か、考えてまとめてみました。






できること①

共感



子供の安な思いを素直に受け止めることが大切だと感じます。


否定せず、素直に受け止める。


「そうやね。こわいよな。大丈夫大丈夫!」と言って、だっこするのもいいかと思います。


受け入れてくれていると感じることで、子供は安心する部分があるのだと思います。







できること②

日常の演出



異常事態、いつもの日常とは異なる緊急事態!というときに不安感が大きくなると感じます。


こと、知っている世界がまだまだ少ない子供ならなおさらです。


ですので、できるだけいつものルーティンに落とし込むことも大切かと感じます。


子供にとっては、知っているいつもの光景、日常に戻してあげる。


このような災害を経験した子供の心のケアには、非日常から日常に意識的にでも戻してあげることが大切だと感じました。







できること③

あそびの力を借りる



このような時こそ、あそびの力を借り、子供を笑顔にすることが大事だと考えます。


あえて大人も明るくふるまうのも、子供の安心につながると思います。


あっちむいてホイ!など、手軽にできるものや、ボードゲームなど。




また、体を思い切り動かすことで、心身のリフレッシュも期待できます。



おにごっこやなど、子供が夢中になれる運動ゲームを一緒にやるのもよいかと思います。




できること

まとめ


①共感する

②意識的に日常に戻してあげる

③あそびの力を借り、子供を笑顔に





アカデミーとしてできること


幼児期から児童期までが、心身の発育がいちじるしい時期だと言われています。


この時期に感じた地震による心のネガティブな感情の影響も大きいと思います。


そんな中、当アカデミーでは



身体を思い切り動かすことで

出来ないことができるようになる!

成功体験



自分ってすごいんだ!という

自信



身体を動かすことが楽しい!と感じる

喜び



友達や先生とかかわる中での

社会性



出来ないことでもあきらめない、工夫すれば乗り越えられるんだ!という

自己効力感



を子供たちも残して、未来に送り届けてあげたいと感じます。

日々、試行錯誤しながら教室を運営しています。



体の正しい扱い方、運動神経、運動能力の向上はもちろん、

このような「子供たちの心」を育むことも当アカデミーの使命だと感じています。



今回の震災で、金沢市、野々市市、白山市、小松市、加賀市、福井市の子供たちもきっと不安をまだ抱えている子も多いのだと思います。


そんな各地域の子供たちに寄り添えるようなスクールを目指していきたいです。






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