【側転ができない理由】現場でわかった原因と対策|体操教室の指導実例

側転ができない理由と対策【結論】

結論です。
側転ができない子には、いきなり形を教えるのではなく、


・最強の基礎練習

「片足をあげて、手に体重を乗せる」

・最強のリズム練習
「台を使って、振り上げ足から着地」

この2つを必ず入れてください。
これだけで、できなかった子が一気に前進します。

側転は子どもたちの“最初の憧れの技”

側転。
マット運動の中でも「まずはやってみたい!」と子どもたちが憧れる技のひとつです。


冬場の体育の授業でも、側転を取り入れる学校はとても多いですよね。


私の体操教室
「大久保先生のスポーツレベルアップアカデミー」
(石川県・小松市/金沢市/野々市市/白山市/加賀市 ほか)
でも、今シーズン(1月〜3月期)のマット運動テーマ
「アクロバット」 の中で、側転を取り入れています。

「アクロバット称号表|側転リズムからバク転・ハンドスプリングまで6段階で習得を目指すアクロバット技のレベル表。大久保先生のスポーツレベルアップアカデミーで使用される進級基準の一覧画像。」
「アクロバットレベルを6段階でまとめた称号表です。側転からハンドスプリング・バク転まで、子どもたちが挑戦しながら上達できるステップ構成になっています。」

側転ができない…その日の指導での反省点

先日、教室で側転の指導をしました。
その中で、指導者として反省すべき大事なポイントがありました。
それは、
「必ず、一つ前の基礎練習を“クッション”として入れてから行う」
ということです。

側転の習得には“段階”がある

そもそも、側転の習得には段階があります。

側転の習得段階
① 手に体重を乗せる
② 片足をあげて手に体重を乗せる
③ 腰を上げて行う
④ 立った状態から行う
⑤ 手を縦につける(手・手のリズム)
⑥ 振り上げ足を奥につける
⑦ 手・手・足・足のリズムを作る
⑧ キレイに勢いよく行う

福井市教室にて、カッコよく側転をする小学生女児の子供
みんなの憧れ「側転」!チャレンジしよう!

うまくいかなかった理由【側転できない原因】

その日の練習では、
私が⑦「手・手・足・足」の見本を見せ、
すぐに「じゃあ、やってみよう!」と子どもたちに実施してもらいました。


前シーズンに「壁倒立」を行っており、
手に体重を乗せる感覚は身についているはず。
しかし、子どもたちは思うようにできませんでした…。


側転ができない理由を整理すると、以下が考えられました。
・手に体重を乗せる感覚を忘れている
・壁倒立と側転の動きがつながっていない
・そもそも怖い
・手をつく順序がわからない
・先に着地する足、後に着地する足がわからない


つまり、
側転初心者の子に、いきなり⑦のリズム練習をしても、うまくいかない

ということです。

対策①|最強の基礎練習「片足をあげて手に体重を乗せる」

対策はとてもシンプルです。

側転ができない時の最初の一手
「片足をあげて、手に体重を乗せる」練習を必ず入れてから側転を行う。

これだけです。

この練習を入れることで、
側転の第一段階
「手に体重を乗せる感覚」
を確実にクリアできます。

この“一歩目”が、とにかく大切です。

「必ずできる!側転の基礎練習方法→」

対策②|恐怖心がある子は“立った状態”から

手に体重を乗せる感覚を思い出したら、
次は
④の段階、立った状態からの側転に進みます。

ここを丁寧に踏むことで、
・怖さ
・体が固まる感じ


一気に減っていきます。

現場で多い失敗例と声かけ

ここで多いのが、
振り上げる時は足を前後に開けているのに、
着地で足が閉じて「ドスン!」となるケースです。

そんな時は、
・「足の形は縦のまま!」
・「チョキの足で!」


という声かけが効果的でした。

さらに、
・「手の時間をながーくして」
と伝えるのもおすすめです。



それでも難しい場合は、
再び②「片足をあげて手に体重を乗せる」に戻り、
「床を蹴ったこの足で着地するんだよ」

と指導すると、理解が一気に進みます。

[※詳しくはこちらの記事]

子供 側転 できないときはこの練習

対策③|着地がわからない子には「台を使った練習」

次に多い失敗が、
「どっちの足から着地していいかわからない」ケースです。
そんな時に効果抜群だったのが、


台を使った側転練習です。

台を使った練習方法
・膝下くらいの高さの台を用意
(教室ではソフト跳び箱を分割して使用)
・台の横に立つ
・側転と同じように「手・手」で台に手をつく
・振り上げ足を上げる
・足を大きく開き、台の反対側に着地


ここでの声かけポイント
・「振り上げた足から着地!」
・「足は大きく開いて!」
・「足・足のリズムで!」


特に、
「振り上げた足から着地」
この一言は、本当に効果抜群
でした。

側転ができない理由は“細分化”できる

側転ができない理由は、ひとつではありません。
もう一度、習得段階を確認してみてください。


側転の段階表
① 手に体重を乗せる
② 片足をあげて手に体重を乗せる
③ 腰を上げて行う
④ 立った状態から行う
⑤ 手を縦につける
⑥ 振り上げ足を奥につける
⑦ 手・手・足・足のリズム
⑧ キレイに勢いよく


できなければ、一つ前の段階に戻る。

これだけで、側転は必ず前に進みます。

まとめ|側転ができない子へ

今回は、
「側転ができない理由」 をもとに、
主に初心者レベルの子への指導ポイントをお伝えしました。
すべて、
現場で実証済みの方法です。
ぜひ、体育や教室、家庭練習でも試してみてください。

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