子供 運動指導 コツ “楽しさ”と“効果” これを意識!
子供運動指導24年の実績でも、日々反省‥
私はこれまで、18歳から42歳まで、計24年間にわたり子供の運動指導に携わってきました。
今も毎日子供の運動指導をしています。
体操教室「大久保先生のスポーツレベルアップアカデミー」
「体育のパーソナルトレーニング」で、月に200名近くの子供に運動指導しています!
そんな中でも、日々「こうすればよかった!」と反省することがあります‥
今回の記事は、そんな経験豊富な私でも、先日感じた「子供 運動指導の反省点」についてシェアさせていただきます。
子供の運動指導に携わる方
親御様
の参考になれば幸いです。

子供 運動指導 コツ “楽しさ”と“効果” これを意識! 結論
まず、結論は
指導のメリハリを明確につける!
です。
こう書いてみればごく当たり前のことですが、基本が一番重要!そして、実際に運動指導してみると、意外に実践できていないのが、この「メリハリ」です。
私の教室の事例
先日、こんなことがありました。
私の教室では、まず最初に鬼ごっこゲームをして、楽しく体をほぐします。この時間、とにかく子供たちは楽しそうで、笑顔が飛び交います!
私も楽しく、「先生にタッチされたら固まってね!」「先生の背中を、できたら触ってみて!」など、その場でのアレンジをしたりします。
「あっU F Oだ!」などと子供達を引っかけて追いかけることもあります。
とにかく、鬼ごっこトレーニングは“遊び”に重心を置いた楽しいものにしています。
そして、鬼ごっこトレーニングの次に行うのが「走り方」トレーニングです。
ここで、反省点が出ます‥
私自身、前の「鬼ごっこ」のテンションのまま「走り方」に入ってしまいました。
「走り方」は、つま先で地面を蹴ったり、体をまっすぐにしたり、足を引き上げたり、技術的な練習が多く入ります。
走り方練習の特徴
- 技術的なことが多い
- 単調な繰り返しが多い
- 楽しさよりも「集中力」が求められる
このため先の鬼ごっこで行った“楽しむ”ための練習とは意味合いが少し違ってくるのです。
鬼ごっこ
↓
たのしむ
走り方
↓
集中して真剣に取り組む


この違いを演出することこそ、指導のメリハリなのです。
ですが、私は鬼ごっこの楽しいテンションのまま、走り方にうつってしまいました。
結果、
子供たちの集中力がどこか高まらない、どこかふざけたテンションのまま、走り方に入ることになってしまいました‥
これでは、
走り方をよくする
足が速くなる
という「効果」を十分に子供達に出してあげることができない‥よくない!と思い、すぐに切り替えました。
どう切り替えたか
それは、
「今は走り方の時間」
「走り方は真剣に取り組むことが大切!」
「今から切り替えていくよ!」
と明確に声掛けをしました。
これを何回か繰り返すと、子供達も集中力を取り戻し始めました。
「楽しさ」「効果」の両立
「楽しさ」「効果」を両立させること、これは子供の運動指導に関して、とても大切なことだと思います!
ただ、プログラムによって
・楽しさに従点を置いた“あそび”中心のものか
・技術習得を目的とした“効果”中心のものか
大まかに分かれると思います。
そのプログラムの特性によって、
楽しさ
or
集中力
のメリハリのウエイトを調整するのが大切だと感じました。
メリハリをつけるために大切なこと
それは、
指導者の
・明確な声かけ
「今は〜の時間!」
・表情、声のトーンの変化
楽しさ→笑顔&高めのトーン
効果→真剣な表情&静かな、低めのトーン
です。
これを意識することがメリハリをつけるために大切だと感じます!
まとめ
子供 運動指導 コツ “楽しさ”と“効果” これを意識!
指導のメリハリを明確につける!
行うプログラムによって
楽しさ
or
集中力
のウエイトを調整する!
メリハリをつけるために、指導者は
・明確な声かけ
「今は〜の時間!」
・表情、声のトーンの変化
楽しさ→笑顔&高めのトーン
効果→真剣な表情&静かな、低めのトーン
を意識する。
そうすれば、クラス全体の中で「楽しさ」と「効果」は両立できる!
いかがだったでしょうか?
このように丕び工夫しながら、反省を繰り返しながら、子供の指導方法をアップデートしています。
こんな大久保先生が直接指導する
「体操教室 大久保先生のスポーツレベルアップアカデミー」
「体育のパーソナルトレーニング」
石川県:金沢市、加賀市、白山市、野々市市、小松市
福井県:福井市、春江地区
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